全国の20~50代男女を対象にした調査で、500~2,000円程度の「プチ贅沢」さえ控える人が4割近くにのぼり、物価高が小さなご褒美消費にも波及している実態が示されました。調査は創作品モール「あるる」を運営する株式会社システムリサーチが2025年12月2日にクラウドソーシングで実施し、回答は249件(募集200人)でした。背景には生活費の上昇があり、少額でも積み重なれば家計負担になるとの意識から、「本当に買うべき理由があるか」を厳密に見極める傾向が広がっています。一方で、プチ贅沢が増えた層はストレスや疲労を理由に「心を緩める時間」「瞬間的な満足感」を求めており、ご褒美が身近なメンタルケア手段として位置づく変化も見られました。選ばれる品目はスイーツが中心で、短時間で幸福感を得やすい点が支持要因とされます。今後は価格より満足度や目的を重視する「選別型」の消費が、プチ贅沢領域でも続く可能性があります。
【調査情報】
調査名:ご褒美消費に関する意識調査
対象:全国の20代~50代の男女
実施日:2025年12月2日
方法:クラウドソーシングサイトによるアンケート調査
有効回答数:249
source: PR TIMES
